カステラで羊羹を挟んだお菓子は前から知っていたのですが、今回見かけたのはこちら
あまおう苺かすてらです
このお菓子は、羊羹部分にあまおう苺のピューレを8%使用したお菓子のようです。
あまおうといえば高級な苺として有名で、1粒200円位するようなものもあります。もちろんあまおう以上に高い値段の苺もありますが、高級な苺と言われて「あまおう」が思いつく人は多いのではないでしょうか。
その知名度の高さからか、あまおうの名がつくお菓子は結構見かけますが、こんなところでも使われているんだと思い、どんな感じなんなのか気になり購入してみました。
(おかしのまちおかで税込298円でした)
中身はこんな感じです。
1個15g程で12個入りです。
白あんがベースなので苺の風味がしっかりあり、カステラ生地との相性もいいですね。苺大福みたいな味なのかな?なんてことも考えていたんですが、酸味は感じられず、想像とは違うものでしたがとてもおいしいです。
お茶請けによさそうです。日本茶に合うのはもちろんでしょうけれど、紅茶にも合うのではないでしょうか。
このお菓子のような上品なものは無理でしょうけれど、苺風味の羊羹は自分でも作れそうな気がします。こしあんと苺ジャムを混ぜて寒天で固めれば手間もかからず、それっぽい物は作れるのではないでしょうか。
白あんにしたいのであれば、白い豆を使った煮豆を買ってきてピューレ状にすれば白あんのようなものが比較的簡単に作れると思います。
また、このお菓子はあまおうを使った白あんがメインなんでしょうけれど、これを食べていて、「カステラ生地っていいな」ということも思いました。
洋風のお菓子を作ろうと思うと、スポンジ生地のようなものを使いたくなりますが、卵やバターを使うスポンジ生地は脂質制限の中では使うことは難しいです。
カステラは和菓子だけあって生地に油脂を使わなくてよいようなので、カステラをスポンジ生地の代わりに使えば脂質を抑えつつ洋風のお菓子ができそうです。もっとも、卵は使うので、それなりの脂質になはなりますが。
(この「あまおう苺かすてら」には卵の他にショートニングや植物油脂が使われています。その分、通常のカステラ生地よりもスポンジ生地に近い食感になっていると思われ、生地の食感が気になってしまったのだと思います。)
何度か試作してみたのですが、卵白だけで作ってもそれなりの生地が出来そうです。ただ、卵黄の油分が無くなるので生地のしっとり感は大分無くなります。
それでも、薄力粉だけで作っていた生地よりはスポンジ生地っぽい感じになるので、洋風のお菓子作りに使えそうです。