ガッテン「生存率が2倍に!膵臓がん超早期発見SP」を見た感想

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膵臓がんは早期発見できる?

NHKのガッテン!で膵臓がんの早期発見方法について放送していました

放送自体は10月17日だったんですが、録画したまま見るのを忘れていて、昨日やっと見たので今更ですがその感想です。

金沢大学で30年以上研究している医師(専門は放射線科学、腹部画像診断を研究)でも診断が難しいという膵臓がん。
他のがんは、画像診断で1センチ以下でも見つける自信があるそうですが、膵臓がんだけは自信が無いそうで、癌の症例は1000件以上あるが早期膵癌の症例は数件しかないと言っています。
1%に満たない数値ですね。

番組では紹介されていませんでしたが、2016年の統計では膵臓がんの男女合計の死亡数は、肺、大腸、胃に続き第4位になっています。

膵臓がんの5年相対生存率は7.7%。これは、他の記事でも少し紹介しました。
(→膵臓がんにも効いてくれるといいですねを見てみる)
ところが、1センチ以下の超早期で見つかると、5年相対生存率は80.4%にもなるそうです。

しかし、30年以上腹部画像診断を研究課題とされている方が自信が無いと言っているものをどうやって早期に発見するのでしょうか。

超音波検査

答えは「膵臓がんそのものを見つけるのではなく、膵臓がんの周辺で起きる“がんのサイン”を見つける」ことだそうです。

大阪がん循環器病予防センターの医師の研究によると

そのサインとは
・膵管が太くなっていること
・膵嚢胞があること
ことだそうです。

これらのサインを腹部エコー検査で発見し、精密検査に繋げていくというのが、この放送のメインだったと思います。

画像検査といえば
エコーの他、CTやMRIがあります。私は半年に1回の画像検査を受けていて、この3つをローテーションで受けています。
エコーは他の2つに比べ料金が安いので、なんとなくですが診断の有効性が低いのかな、などと考えていたのですが、エコーで早期膵臓がんを発見できるのであれば、嬉しいことだと思います。

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腹部エコー検査による膵臓がんの早期発見に街ぐるみで取り組んだのが、広島県の尾道市。尾道総合病院の医師の呼びかけで始まったプロジェクトのようです。

膵臓がんのリスクが2つ以上ある人を対象に、
(膵臓がんのリスクとは、家族に膵臓がんの方がいる、糖尿病・肥満・慢性膵炎などの病気になっている、喫煙、大量飲酒の習慣がある、などがあります)
町のお医者さんで腹部エコー検査を実施し、異常が見つかったら大きな病院で精密な検査を行い、所見に応じて専門的な治療を行うという流れを作ることで、膵臓がんの早期発見と治療に成果を上げています。

こういう体制が整っていれば、私のように膵臓がんが心配な人でも、少しは安心できるのではないでしょうか。

逆に言えば、こうした体制が整っていない地域では、町のお医者さんによる膵臓がんの早期発見というものは難しいのかな、と思います。
例えばですが、この番組を見た人が膵臓がんについて何も知らないまま「エコーならそんなにお金かからないし、とりあえず見てもらおう」と考えて、近所の内科に行って「膵臓がんの検査を腹部エコーでお願いします」とお願いしても、医師が腹部エコー検査による膵臓がんのサインの発見について知識や経験がなければ、依頼された医師の方で「腹部エコーで膵臓がんの検査?何それ?どういうこと?」と困惑してしまう可能性があるということです。

まずは体制が整ってくれないと、町のお医者さんで「膵臓がんの早期発見」は難しいと思います。

ですが、体制が整っていれば有効に働いてくれるシステムだと思いますので、尾道方式のような取り組みが広まってくれれば、CT・MRI・エコーと3種のローテーションでしている私の検査も、定期的な超音波検査だけでよくなる日が来るかも知れません。
そうなれば、大きな病院まで行って検査を受けなくても、近所の内科で検査をすることができるようになってくれるようになるはずです。
大きな病院まで通院するのが大変な人も多いと思います。それが近所の内科で検査できるようになれば、大分楽になると思うんですけどね。

ただ、エコー検査は太っていると見えづらいそうです。
(参考ページ「太っているとエコーで見づらいって本当?」)
なので、エコーで見えにくくならないよう、太らないように努力はしておいた方がいいのかも知れません。

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