管理人の慢性膵炎経緯 その2

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点滴

点滴生活中に思ったことなんですが

お腹空かないんですね、絶飲食で何も食べてないのに。まぁ、点滴から直接ブドウ糖なんかが血液に送り込まれているはずで、細胞にはブドウ糖が取り込まれてる。だからお腹が空かないっていうことなんだろうとは思うのですが、食べていないのにお腹が空かないっていうのは、なんか不思議な感じでしたね。
でも、食欲が無くなったわけではなく。
眼の前に食べ物が出されたら食べられるな、という思いはありました。

そんな状態だったので、食事の時間が辛かったです。
私は6人部屋に入院したんですが、隣のベッドからは食事の音と匂いが伝わってきます。
これは私の食欲に良くないです。お腹は空かないんですが、食べたいという思いだけは刺激される。こういうときに限ってカレーの日があったりしましたし。
ベッド上安静の私は逃げることもできず、ただ我慢するのみでした。

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膵炎の痛みとの戦い

もう一つ、こっちは本当に辛かったのが、膵炎の痛みです。
いや、食欲のほうもウソではないんですが。
膵炎の痛みは洒落になりません。
痛み止めも点滴で入れてもらうんですが、この痛み止め、一度使用したら次の使用まで数時間空けないといけない決まりになっているそうで、次の痛み止めを入れてもらうまで時間が空く場合がありました。痛み止めには眠くなる成分も入っているらしく、痛み止めを点滴で入れてもらう → 眠りに落ちるが痛み止めが切れると痛みで目を覚ます → 時間が経っていれば次の痛み止めを入れてもらえるがそうでなければしばらく痛みに耐える → 痛み止めを入れてもらい眠りに落ちるが痛み止めが切れると痛みで目を覚ます → 以下繰り返し みたいな感じです。
「この生活はいつまで続くんだろう?」っていうような考えを持ってた記憶がありあますね、あの頃は。

 

手術

膵管ステント挿入

私はこんな状態でしたが検査は毎日のように行われ、やがて先生から

「膵臓で作られる膵液の通り道である主膵管という管がとても細くなっています。細すぎて画像検査には映らない程です。このままだと塞がってしまうかも知れません。そうなると行き場を失った膵液が膵臓に溜まってしまい、また膵臓で炎症が起きてしまう。それを防ぐために主膵管にステントというチューブを通す処置をします」

という話をされました(内視鏡的膵管ステント留置術という名前だったと思います)。このあと手術同意書なんかにサインしたんですが、内視鏡的膵管ステント留置術という名前は出てこなかった気がします。

覚えているのはERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)です。名前の後半は胆管膵管造影とか胆道膵管造影とかいくつかあるみたいですが同じものだと思います。進行方向と逆向きにカメラが付いてる内視鏡を使って膵臓まで進むそうです。なので逆行性っていうんですって話だったような?ちょっと記憶が曖昧です。

内視鏡が十二指腸まで行き、内視鏡から膵管に細いカテーテルを入れ、そこから造影剤を流してX線写真を撮ることで、これまで行っていた画像検査では映らなかった膵管の状態が分かるようになります。また、膵液を採取することもでき、癌などの異常がないかを調べるということもできるそうです。多分ですが、この内視鏡でそのままステント留置が行われるのだと思います。

と、長々書きましたが、処置が行われている間は薬で眠っているので、覚えているのは喉に麻酔をすること、内視鏡を噛んでしまわないようにマウスピースを着用すること、眠くなる薬を射ってもらって横になるまでです。(一応言っておきますと、私の場合は内視鏡での処置なので先生も私も写真のような格好はしていません)

次に目が覚めたときは処置は終わっていました。その後、飲水の許可が出たと思います。ただし1日300ccまで。それと、どこのタイミングだったか思い出せないんですが、膵臓に溜まってしまっている膵液を少しずつ外に出すためか、鼻から膵臓まで細い管を通しました。この管が喉に擦れて荒れてしまうのか、しばらくするとつばを飲み込むだけでも、喉にかなりの痛みがあって辛かったです。

さて、このERCP、それ自体が刺激になってしまうのか、数%の確率で急性膵炎を起こすそうです。また、進行方向と逆向きにカメラが付いているため、前方は直接には見えないので、ごく稀にですが腸壁などを突き破ってしまうという事故も起こる可能性があるそうです。場合によっては結構危険な事態になるらしく、そのためかこのERCPの前には輸血同意書というものにサインしてた記憶があります。

私は全部で8回このERCPを受けました。軽い膵炎が起きたことはあったようですが、幸いにも重大な事故は起こらなかったようです。

管理人の慢性膵炎経緯 その3に続く

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