低脂肪牛乳でムースを作ってみました。
低脂肪牛乳・砂糖・ゼラチンの3つがあれば出来るので手軽に作れます。
栄養成分・材料・作り方
栄養成分
エネルギー60g、たんぱく質2.4g、脂質0.4g、炭水化物12.1g、食塩相当量0.1g
材料
低脂肪牛乳 40g
砂糖 10g
粉ゼラチン 1g
水 10g
作り方
① 水10gに粉ゼラチンを振り入れ、電子レンジ500Wで10秒加熱してゼラチンを溶かす
② ボウルに低脂肪牛乳、砂糖、①を入れホイッパーかハンドミキサーで全体がムース状になるまで撹拌する
③ 冷蔵庫で冷やし固める
これだけなので簡単に作れますし、脂質が0.4gしかないので、脂質制限があっても気軽に食べることが出来ます。
たんぱく質の起泡性を利用しています
低脂肪牛乳で何かデザートを作れないかと思っていたところ、卵白を使ってムース状にするというレシピがいくつかありました。
これはいいなと思ったのですが、卵白は必要な分だけ使うということが難しいため、他に低脂肪牛乳をムース状にする方法はないかと探していたときに、そもそも卵白を使うとなぜムース状になるのか?ということが気になってしまいました。
これを調べてみると、卵白には起泡性という性質があり、このため泡立つということが分かりました。
(卵白を構成するたんぱく質のうち、オボグロブリンには水分の表面張力を低下させて泡立ちやすくする性質があり、オボムチンには生成した泡の膜を丈夫で安定にする性質があり、卵白の起泡性を高めています。)
起泡性とは撹拌により空気を含む性質のことで、卵白でなくても、たんぱく質はこの起泡性を持つらしいです。
たんぱく質が起泡性を持つのであれば、ゼラチンでもいいだろうということで作ったのが今回のムースです。知っている人は知っている事でしょうからオリジナルでも何でも無いと思いますが、私にとっては初めて知ったことでした。おかげで、これから作れるものが増えそうです。
今回は低脂肪牛乳とゼラチンで作りましたが、たんぱく質を加えれば良いとすれば、スキムミルクを物凄く濃く溶けばそれだけでもムース状になるかもしれません。また、プロテインを使っても同じことが出来る可能性がありますね。
今回はシンプルに作りましたが、バリエーションとしては、
チョコレートソースをかけたり、
あるいは、低脂肪牛乳に味をつける方法もあります。
例えば、「ミルメークいちご」(ダイソーで買いました)を使ってストロベリームース
みたいなことも出来ますから、結構飽きずに楽しめるかなと思っています。