膵臓がんにも効いてくれるようになるといいですね

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2018年のノーベル生理学・医学賞

が発表され、ニュースになっていました。

受賞したのはジェームズ・アリソン博士、本庶佑博士のお二人。

「免疫療法」「がん治療の新たな道を切り拓いた」「がん治療第4の柱」という言葉を、ニュースを見る度に聞いた気がします。

元々は「免疫の働きを弱くする」物質を発見したところから始まったようですね。
アリソン博士が発見したのはCTLA-4分子
本庶博士が発見したのはPD-1分子
という物質です。

人には体に入った異物を攻撃して無力化する働きがあり、この異物を攻撃する働きを担う細胞にキラーT細胞がありますが(以下T細胞と省略)、発見された物質はそれぞれ、

CTLA-4分子:T細胞が自ら持っている「異物を攻撃するのを止めてしまう仕組み」に関わっています。

PD-1分子:がん細胞が持っている「T細胞を働かなくさせる仕組み」に関わっています。

という違いはありますが、いずれにせよ、この仕組みを邪魔することで、がん細胞への攻撃効果を高め、がん治療を行うのが免疫治療のようです。両者の働き方が違うので、併用することで更に高い治療効果が得られることがわかっているそうです。

(日本科学未来館・科学コミュニケーターブログの記事を参考にさせていただきました)

私は慢性膵炎の診断を受けた時、先生から「慢性膵炎で怖いのは膵臓がんになることで、慢性膵炎の人はそうでない人に比べ膵臓がんになる確率が7倍ぐらい高くなる」という話を聞きました。その後膵臓がんについてネットで検索してみた結果、結構沈んだ気持ちになりました。
なぜなら、膵臓がんは一言で言えば「治療が難しいがん」だったからです。

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膵臓がんの5年相対生存率は最下位です

5年相対生存率という指標があります

性別や年齢が同じ集団を考えた場合、全体の5年後の生存率とがんになった人の5年後の生存率を比較したもので、あるがんと診断された場合に、数値が高いほど治療で助かる可能性が高いがん、低いほど治療で助かる可能性が低いがんということを表しています。

各部位別がんの5年相対生存率は以下のようになっています

5年相対生存率(15部位)
前立腺  97.5%
甲状腺  93.7%
皮膚   92.4%



胆のう・胆管 22.5%
膵臓     7.7%

(全国がん罹患モニタリング集計 2006-2008年生存率報告(国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター, 2016)
独立行政法人国立がん研究センターがん研究開発費「地域がん登録精度向上と活用に関する研究」平成22年度報告書)

膵臓がんは7.7%で15部位中最下位になっています。

この7.7%というのは、ある集団100人が5年後に100人生きている場合、膵臓がんの人100人は5年後には8人生きていないということです。明るい未来とは言えないですよね。

そして今回話題になった「オプジーボ」という薬は、膵臓がんには保険適用されていません。もっと研究が進んで膵臓がんにも保険適用されれば、将来に対しての不安が少しは和らぐのかな、と思っています。

もっと色々情報はありましたが、私に理解できた範囲でのみ書いてます。間違えていたらごめんなさい。

 

 

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