膵臓がんの発症リスクと血液型

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血液型によって膵臓がんの発症リスクに差があるという研究結果があるんですね。

ネイチャージェネティクスという学術誌の電子版で、米国国立癌研究所(NCI)や大学、研究機関などの共同研究として2009年の8月に発表されたそうです。
A型、B型、O型、AB型の4種類の血液型について、膵臓がんの発症リスクが1番低いのはO型で、O型と比べるとA型は約1.3倍、B型は約1.7倍、AB型は約1.5倍の発症リスクになるそうです。

今朝のニュースで偶然聞いたのですが、驚きました。そのニュースは「新型コロナウイルスへの感染リスクはO型の人が1番低いという発表があった」という内容のものだったのですが、その中でアナウンサーの方がO型は膵臓がんの発症リスクも1番低いという研究もあるということを話しているのが耳に入り、そんなこともあるのかと思って調べてみると、2009年の8月発表が出てきたわけです。

他にも調べてみたんですが、血液型と病気の関連を調べる研究ってあるんですね。例えば胃がんのかかりやすさについてもO型の人が1番低いそうです。

ここ数か月でよく耳にするようになった言葉に「免疫」という単語があると思いますが、その免疫の働きに関わるリンパ球の割合が、血液型によって違うということもあるようです。

血液型によって免疫力が決まっているからです。たとえば、外部からの異物と闘う抗体はリンパ球で作られますが、白血球のなかのリンパ球の割合が血液型によって異なる。調査すると、O型39%、B型37%、A型36%、AB型34%。つまり、O型がもっとも病気に強く、AB型はもっとも病気に弱いということです
さらに、それぞれの血液型物質は異なる性質を持ち、ある病原菌には強く、別の病原菌には弱いという傾向がある。血液型によってかかりやすい病気が違うのはそのためです

がん・脳卒中・糖尿病ほか「病気になりやすい人」の特徴(週刊現代)|ブルーバックス | 講談社(3/4)

色々な研究があるんですね。

慢性膵炎患者はがんによる死亡が一般の人と比べ2倍程度あり、中でも膵臓がんによる死亡は7.84倍にもなるそうです。
血液型による膵臓がんの発症リスクの差は最大でも2%に満たない数値ですが、病気によるリスク上昇を持っている以上、僅かな差でも気になります。
血液型以外では、人種、性別、年齢、家族歴なども膵臓がんの危険因子になっているそうですが、ここまでのものはもう変更のしようがありません。
他には、喫煙や糖尿病、肥満という危険因子があるそうです。このうち、糖尿病については、膵性糖尿病というものがある以上、慢性膵炎患者にとっては、もしかしたら避けられないものなのかもしれません。

せめて残りの危険因子である喫煙と肥満にだけは注意して生活したいところです。

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