ポケットベルサービス終了

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ポケベル

50年も歴史があったなんて知りませんでした

今朝のニュースで、「ポケベル」のサービスが終了することが取り上げられていました。

来年9月末で、全国で唯一ポケットベルを使った無線呼び出しサービスを展開している通信会社がサービスを終了することが分かったという内容でした。

私がポケベルを知ったのは20年ちょっと前のことですが、ポケベルの歴史は50年も前から始まっていたんですね。今まで知りませんでした。
1968年にサービスが開始された頃は音や振動で呼び出しを受けるだけの機能でした。この頃は発信者が誰か分かっている状況での利用が前提だったんでしょうね。
1987年に発信者側の入力した数字を受診端末で表示出来るようになると、数字によって単語を表現するという方法でポケベルによってメッセージのやり取りをすることが可能になりました。

例 0840=「おはよう」、8181=「バイバイ」、49=「至急」 などの語呂合わせによるやり取り

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普及から衰退までが早かった記憶があります

1990年台にはTVコマーシャルも見かけるようになり、かなり普及していたように思います。
1994年には端末側でカタカナやアルファベット、絵文字を表現できるタイプの製品が登場し、当時はポケベルにメッセージを送るために公衆電話に行列が出来たりしていたようです。今は公衆電話ってあんまり見かけなくなりましたね、そう言えば。しかし、ポケベルの時代はそう長く続きません。この頃から携帯電話とPHSの急速な普及・低価格化が始まり、2004年にはNTTドコモがポケベルの新規受付を終了するなど、数年で衰退していくことになります。
私は流行に疎かったせいか、ポケベルが欲しいとは思わず、数年後に携帯を買ってしまったのでポケベルには触れないままでしたね。友達も半々ぐらいだったでしょうか。女性の方が持っている人が多かったように思えますね。短いメッセージしかやり取り出来ませんが、そのやり取りを楽しんでいるようでした。

長所を活かして

一般の人にとってはコミュニケーションツールの1つでしたが、ポケベルは医療現場で活躍していました。ポケベルは受信専用の端末のため、電磁波を出さないという利点があります。このため、医療機器への影響を考えなくてよいので安全に使えます。また、使用する周波数帯が安定しているため、電波が届きにくいという状況が発生しにくく、電波が遠くまで届くという長所があり、ポケベルの周波数を利用した防災無線を導入する自治体が増えています。どれ位遠くまで届くかというと、基地局2つで東京23区をカバーできるそうです。
相当なものですね。防災の情報をスピーカーで放送することと比べると、効率がいいと思いますし、受信機は必要になりますが窓を開けなくても聞こえるので、気密性の高い家屋が増えた現代には適していると思います。

ポケベルそのものは来年で姿を消してしまうことになりそうですが、ポケベルの周波数はその利点を活かし、新たな形で生き残っていきそうです。

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