たんぱく質の摂り過ぎは体に悪いかもしれません

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勉強

たんぱく質の摂り過ぎってどれくらいの量で、摂り過ぎるとどんなことが起こるのか?

つい最近、血液検査をしたのですが、血液検査の検査結果、肝臓の数値に異常がありました。たんぱく質の過剰な摂取が原因ではないかと思って現在はたんぱく質の摂取量を、厚生労働省が定めた推奨量という量を目標に摂取しています。

今回、たんぱく質の摂り過ぎは肝臓に良くないか知れないと思いましたが、せっかくなので、肝臓以外で体に影響を与える可能性について勉強してみました。
(なぜそう思ったかはこちら→血液検査の結果、肝臓の数値がかなり悪かったです。を見てみる)

たんぱく質の摂り過ぎは、病気になるリスクへの影響があるようです。厚生労働省のページに「「日本人の食事摂取基準(2015年版)」策定検討会報告書」というものがありました。この中に、
「たんぱく質エネルギー比率が20%を超えた場合の健康障害として、糖尿病発症リスクの増加、心血管疾患の増加、がんの発症率の増加、骨量の減少、BMI の増加などが挙げられる」
とあります。例えば1日の摂取エネルギーが2000kcal必要な人場合を考えてみます。
2000kcalの20%は400kcalで、たんぱく質は1gで約4kcalのエネルギーを持っています。
たんぱく質を100g以上摂取すると400kcalを越えるので、この方の場合はたんぱく質の摂取量が1日100g以上になると「たんぱく質エネルギー比率が20%を越える」ということになります。

私のたんぱく質エネルギー比率は30%程あったので、健康への悪影響があってもおかしくなかったわけですね。
たんぱく質の摂取量については、まだ「これ以上摂取すると健康障害が起きるリスクが出てくる」という値が決められていませんが、これは、そういう量を設定するための根拠となる報告が十分に集まっていないからです。どういうことかと言うと、上で紹介した健康障害の例ですが、あの文章の後には
「たんぱく質と糖尿病発症リスクとの関係を認めた研究並びに、最近の系統的レビューでは、これらのどの事象についても明らかな関連を結論することはできないとしながら、たんぱく質エネルギー比率が 20% エネルギーを超えた場合の安全性は確認できないと述べ、注意を喚起している。」
という文章が続きます。まだはっきりと証明出来ていないけど、良くない影響があるという報告はあるから摂り過ぎはおすすめできないというところでしょうか。
この報告から考えると、たんぱく質はエネルギー比率にして20%を越えると摂り過ぎと言えるのではないでしょうか。
ただし、仕事上筋肉を使う人はたんぱく質の必要量が違うでしょうから、そうした方は20%を越える量を摂っても大丈夫なのかも知れません。

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たんぱく質の摂り過ぎは、膵臓にとってはどうなのでしょうか

食べ物は胃の中で胃リパーゼによる脂質の分解、ペプシンによるたんぱく質の分解を受けます。胃を通過すると、膵液に含まれるアミラーゼによるデンプンの分解、膵リパーゼによる脂質の分解、トリプシンによるたんぱく質の分解を受けます。膵臓は3大栄養素全ての消化関わっていますね。このため、これらの分泌量に異常があれば膵臓で異常が発生している可能性があることが分かります。私が3ヶ月毎に行っている血液検査では、検査項目にアミラーゼ・トリプシン・リパーゼという項目があります。私の場合、アミラーゼは基準値内にとどまっていますが、リパーゼとトリプシンは基準値よりも低い値を示しています。慢性膵炎の進行により、トリプシンとリパーゼを分泌する細胞が働かなくなっているんでしょうね。
それでもまだ分泌されているだけマシだと思っています。今の所トリプシンとリパーゼの値は、基準値以下の低い値ですが安定しています。病気が進行すればこの数値が測定できなくなってしまうんでしょうかね。

少し話が逸れましたが、膵臓はたんぱく質の分解にも関わっているということと、私の膵臓はたんぱく質分解酵素であるトリプシンの分泌能力が落ちているということを合わせて考えてみましょう(実際はトリプシノーゲンという形で分泌され、それが活性化されてトリプシンになりますが、途中経過は省略してトリプシンと書いています)。たんぱく質を摂取すると分解のため膵臓はトリプシンを出さなくていけません。しかし、分泌量が少なくなっているため、十分な分泌量を確保するためには膵臓に負担をかけてしまうと考えることはできないでしょうか。
通常の範囲内のたんぱく質摂取量なら問題にならないんでしょうけど、今回私は「1日にこれぐらい摂取すれば不足しませんよ」とされる量の2倍程の量を摂取していましたから、数値には出ていませんでしたが膵臓には負担になっていたかも知れませんね。

私は慢性膵炎なので膵臓への影響を考えましたが、たんぱく質の摂り過ぎで1番悪影響がありそうな臓器として腎臓があります。これについては前の記事でも書きましたが、簡単に言うと、体内でたんぱく質を利用した後の老廃物を体外に排泄するための処理を行う器官が腎臓なので、たんぱく質の摂り過ぎは腎臓に負担をかけるかも知れないということです。腎臓病の食事は低たんぱく質食が基本になっているので、的外れということもないでしょう。
これは私の尿検査の結果なんですが、尿アミラーゼの値が僅かに基準値より低値を示していました。血液中を流れるアミラーゼは腎臓でろ過され、尿として排泄されます。これが低値を示しているということは、腎機能が低下して排泄障害が起きている可能性があるということです。もちろん、単なる偶然かもしれませんが。

なんでも摂り過ぎは良くないですよね。

たんぱく質の摂り過ぎというワードで検索すると、「プロテインでたんぱく質を摂る生活をしていると、食事以外にプロテインのエネルギーも摂取することになるため、エネルギーの過剰で太ってしまうことがあるので注意」というような内容はよく見かけるのですが、摂り過ぎによって病気になるリスクについては中々出てきませんでした。今回色々と調べてみると、病気になるリスクが高まるという報告があることがわかりました。それと、(私の考えですが)膵臓にも良くないかも知れないので、1日60g程度の摂取量を目標に、摂り過ぎには注意して生活しようと思います。

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