サッカリンナトリウム

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良くない印象が逆に気になりました。

前回購入したエリスリトールが無くなり、同じものを買おうとしたら販売自体が無くなってしまったようです。

低カロリー甘味料には他にどんなものがあるかと思って検索していたときに興味が湧いたのがサッカリンナトリウムでした。

サッカリン 外観

昔から使われていましたが、動物実験により発がん性が指摘され一度は使用禁止になりながらも、その後発がん性についてのリスクが否定されて使用が再開されたという、普通に考えて、なんとも手を出しにくい印象の甘味料だったからです。

また、サッカリンはコールタールの研究中に偶然発見されたそうですが、コールタールと関係の深い食品と聞いて、甘味料としてのサッカリンナトリウムの印象が良くなる人はあまり多くないんじゃないでしょうか。これも興味が湧いた理由です。

食品として割と印象の良くないエピソードがあるのに、今でも売っていて、普通に手に入るということが逆に興味深かったのです。

そしてこのサッカリンナトリウム、食べはしないけれど毎日口には入れていることがわかったんです。歯磨き粉の甘みをつけるのによく使われているようです。「サッカリンNa」という表記があれば、それがサッカリンナトリウムです。

「毎日口には入れているのだから、悪い印象だけで避けるのは意味が無い」と思って買ってみました。

サッカリン 中身

見た目はグラニュー糖みたいな感じですね。

食品添加物としての安全性は確認されているので、使用量を守っていれば安全なはずです。

摂取しても安全と思われる量が定められています。

どれぐらいまでなら使っても安全なのかについては、

ヒトがある物質を毎日一生涯にわたって摂取しても健康に悪影響がないと判断される量として「一日摂取許容量」(ADI)というものが定められているので、これを守っていれば大丈夫なはずです。

 

各食品添加物の一日摂取量と一日摂取許容量

食品添加物名 一日摂取量(mg/人/日) ADI(mg/kg体重/日)
アスパルテーム 0-40
アセスルファムカリウム 1.357 0-15
グリチルリチン酸 0.368*1 ー*2
サッカリンナトリウム 0.112*3 3.8*4*5
スクラロース 0.825 0-15
ステビア抽出物 0.598*6 0-40*7
ネオテーム 1.0*5

-:混合群試料中の含有量が定量下限未満であったため、当該食品添加物は含まれていないものと仮定した

*1:グリチルリチン酸二ナトリウム及びカンゾウ抽出物由来の総グリチルリチン酸

*2:JECFA 及び内閣府食品安全委員会で、 ADI が評価されていない

*3:サッカリン、サッカリンナトリウム及びサッカリンカルシウムの総量(サッカリンとして)

*4:サッカリン並びにそのカルシウム、カリウム及びナトリウム塩のグループ ADI(サッカリンとして)

*5:内閣府食品安全委員会により、設定された ADI

*6:ステビア抽出物及びα-グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア由来の総ステビオール

*7:ステビオール配糖体の ADI(ステビオールとして)

(厚生労働省「平成27年度マーケットバスケット方式による甘味料の摂取量調査の結果について」より作成)

 

この表を見るとサッカリンナトリウムのADIは3.8です。

これに20歳以上の平均体重58.6kgをかけた223mgが、サッカリンナトリウムの一人あたりの一日摂取許容量として設定されていました。

223mgは0.223gですね。実際に計ってみました(私の環境では0.1g単位でしか計れないので、写真は0.2gです)

サッカリン0.2g

これが安全と思われる1日の摂取量です。

しかし、この量を全て使えるわけでもありません。

様々な食品から、普通に生活していれば1日に0.112gは摂取しているという調査結果があるからです。

 

このため、ADIの範囲内でサッカリンナトリウムを使用できる量は0.1g程ということになります。

サッカリン0.1g

写真が0.1gですが、これでどれぐらいの甘みを感じるものなのでしょうか?

甘さはどんな感じでしょうか?

とりあえず、水100ccに溶かして飲んでみました。

サッカリンと水100シーシー

0.1gに対して100gの水ですから、1000倍の水で薄めたことになります。

なのに、凄い甘みを感じました。

サッカリンは砂糖の500倍程の甘さがあるそうです。

ということは、水100ccに50gの砂糖を溶かしたぐらいの甘さですから、それは強い甘味を感じて当然ですね。

そして、甘みの直後に苦味を感じました。

人工甘味料は入れすぎると苦味を感じるものもありますが、サッカリンナトリウムもそのグループみたいですね。

とりあえず、もっと薄めて使っても大丈夫そうです。

そうすると、一日0.1g程度の使用量でも十分な気がしました。

苦味があるので、サッカリンナトリウムだけで味をつけるのではなく、砂糖を少なめに使いつつ、足りない甘さを補強するような使い方をするのがいいのかな、と思っています。

砂糖だけで甘みをつけるよりは砂糖の使用量を減らすことが出来るのは間違いないので、1日の摂取カロリーを多少低くすることはできるでしょう。

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この後、たまに作る低脂肪牛乳のゼリーに、砂糖と一緒に入れて使ってみました。

低脂肪牛乳200gにコーヒーやバニラエッセンスなどで風味をつけ、甘さとして砂糖を20g入れて固めるだけの簡単なものです。今回は砂糖を10g減らし、代わりにサッカリンナトリウムを0.05g(砂糖25g分の甘さ)入れてみました。これにより、約40kcalカットできる計算です。

かなりいい感じの甘さになりました。当然ですが砂糖だけを20g入れて作るより甘さを感じます。そして、甘さの質がどこか懐かしい感じがしました。私が子供に食べていたお菓子などに使われていたのかも知れません。

結構好きな味になってしまいました。

 

ネットで検索すると安全性への疑問や危険性の有無に関して取り上げている記事をいくつか見かけますが、気にしないで使ってみることにします。

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