慢性膵炎と脂質制限

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脂質制限の緩和

慢性膵炎の診断を受けてから大分経ちますが、最近食事の脂質制限を緩くしました。

慢性膵炎って?という方は「慢性膵炎ってどんな病気?」をどうぞ

これまでは1日30g、1食当たりは10g以内という制限でずっとやってきたのですが、それを1日40gまでという制限にすることにしたのです。

私の場合、1食10gという制限については、医師や管理栄養士から10g以内と具体的に言われたわけではありません。ではなぜ10gという制限をすることになったかと言うと、2つの理由があります。

理由の1つは、入院中慢性膵炎について調べていた時に、いくつかの病院のHPで脂質は1食10g程度に制限するということが書いてあったためです。

もう1つは、入院してから1ヶ月程して食事が始まったのですが、献立に使われているたんぱく質源の脂質含有量を計算すると大体7~8g程度になっていたので、野菜や調味料など他の食材の脂質を加えればおそらく10gになるだろうという結論を得ていたからです。

退院してから数年の間ずっとこの制限を守ってきましたが、日本消化器学会の慢性膵炎診療ガイドラインに、脂肪投与量を10g以下では膵酵素分泌の促進を起こすホルモンの血中濃度上昇がほとんど見られないことから脂肪摂取量を10g以下にすることを推奨するという報告があるという記述と、過度な脂質制限は脂溶性ビタミンの不足に繋がる可能性があるため、腹痛など慢性膵炎の症状がなければ脂質を30グラム以上(40~60グラム)摂取しても問題は無いという記述があるのを見つけました。

ここ2年程は痛みが出ることもなかったので、試しに10g程増やして1日40gにしてみようと思ったわけです。もちろん、独断ではなく、主治医と相談の上40gに設定しています。まずは半年か1年ぐらい40gの制限を続けてみて、なにも起こらなければもう少し増やす相談をしようと思っています。

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できることがかなり増えます

1食にすれば3g程度使える脂質が増えたことになりますが、やってみると結構大きな差です。献立に炒め物を入れても制限内に収まるようになりましたし、肉がたくさん食べたいと思ったとき、鶏むね肉なら皮つきのままでも200g食べて問題ありません。皮無しなら多めの油で調理することもできるので、カツレツのような料理もできますね。

コンビーフの代わりに食べていた脂肪分50%カットのコンビーフや、マヨネーズの代わりに使っていたキューピーライトも、量を調整すればそのまま使うこともできそうです。

他に、食パンも8枚切りなら2枚程度は問題なく食べられます。これで、食パンが食べたいときに食べていたイングリッシュマフィンを使わずに普通に食パンが使えるので、サンドウィッチも作れると思います。もちろん、これまで通りイングリッシュマフィンを使えば合わせる具材に高脂質なものが使えますから、料理の幅がかなり広がります。

1日40gでもこれだけできそうなことが増えるわけですから、1日50gまで制限を緩和できれば、ほとんど不自由は無くなるでしょうね。そこまでいければいいのですが。

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