入院中、食事はこんな感じで変化していきました(日数は大体です)
最初の1週間は食べ物だけでなく飲水も禁止の「絶飲食」
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8日目から飲水可(ただし、1日300㏄まで)
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15日目に飲水量の制限はなくなり、水以外のものも飲んでよくなる
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30日目の夕食から食事開始 最初の食事はエレンタールという飲み物でした
(エレンタール:成分栄養剤 ほとんど消化を必要としない状態にまで分解された栄養素を含む粉末の薬。水かぬるま湯に溶いて使用する。特徴は、例えばたんぱく源はアミノ酸の状態で配合されているため、腸に直接入れても吸収できるそうです。)
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32日目の昼から流動食
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33日目の昼から3分粥食
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34日目の昼から5分粥食
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35日目の昼から全粥食
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39日目の朝全粥食食べて退院
という感じだったと思います。段々とに形のある(固形物が大きい・多い)食事になっていきます。全粥食だけ4日程ありますが、これは途中に土日があったため検査ができず、週明けまで検査を待たなければならなかったからです。
当時を振り返ると
300ccの飲水のみ可だったあたりは、カレーや麺の日が辛かったですね。点滴でお腹は減ってませんが、食事の香りや音が気になって仕方なかったです。
飲水制限が無くなったタイミングで、入院しているフロアから出てもよいという許可がでました。また、水以外のものも飲んでいいといわれたので、とにかく味のついているものが欲しくて売店で甘い飲み物買って飲んだ記憶があります。
- 味は6種類ありました
- コーヒー味です
エレンタールの味は美味しくなかったす。うっすら残ってる記憶だと、「スポーツドリンクをエグくしたような味」だった気がします。
青りんご味とかヨーグルト味等、6種類の粉末のフレーバーがあって、それを溶かして飲むんですが、隠し切れないエグさでした。
流動食で重湯というものを初めて食べました。重湯というのは、簡単に言うとお粥の上澄みです。これに塩をかけて食べます。汁物もありましたが、汁だけです。それでも、ほぼ1か月ぶりの塩味のする食事で、すごくゆっくり味わって食べてたと思います。
3分粥食ではおかずが小さく切ってありました。きざみ食というものですね。これも初めて食べる形の食事でした。味付けはかなり控えめだったと記憶しています。ただ、汁物だけはしっかりと味がついていたと思います。
5分粥食はおかずが切ってあることもなく、普通の食事に見えました。何か知らない部分で工夫されているのかもしれませんが、気が付かないぐらいのものだったんだと思います。
全粥食も5分粥食と同様です。ただ、全粥食ともなるとお粥の量は300gになります。結構ボリュームあるように見えるんですが、食べ始めると別にそんなことはなかったです。
思い返してみると、食事が始まるまでは長かったけど、一度食事が始まるとあっという間の退院でしたね。
この後の入院では、普通食まで上がったり5全粥で退院したりと、日程によって違ったような気がします。