慢性膵炎試験的レシピ

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慢性膵炎試験的レシピとは?

管理人が最初と2回目の入院中に頭の中だけで考えた脂質10g以下の低脂質レシピを、実際に作ったらどうなるかを確かめるため、試験的に作ってみようと思って始めました。

レシピを作ったきっかけは暇つぶしでした

最初の入院は、緊急入院してその後しばらくベッド上安静という状態だったため、何をして過ごせばいいのか分からず、暇な時間がいっぱいありました。その暇つぶしに始めたことが、退院したらどんなものを食べればいいのかを考えるということでした。このときはまだ食事も始まっていなかったので、病院の食事を参考に考えることはできないし、膵炎の食事がどんなものかを見ることもできていない状態です。

幸い、病室でネットをするのはOKだったので、スマホで膵炎の食事とはどんなものなのか調べていました。分かったことは、脂質を抑えた食事にする必要があること、その他、香辛料などの刺激物や不溶性の食物繊維もよくない、タコやイカは消化に悪いから良くない、などもあったと思います。

そんな情報をもとに、低脂質献立の作成を開始しました。もともと料理は好きだったので、献立を考えるだけでも楽しいかなという程度のものだったと思います。しかし、献立なんてどうやって作ればよいのか分かりません。また、食材は何をどれだけ使用すればよいのかも分からない状態でした。

食材摂取のルール

色々と検索した結果、1日の献立で

乳、乳製品、卵 から各80kcalずつ

魚介、肉、豆・豆製品 から各80kcalずつ

野菜、芋、果物 から各80kcalずつ

摂取することに決めました。

これは、四群点数法という食事法を参考にした食材の選択法です。

四群点数法とは、ウィキペディアによれば、

「四群点数法は、食品を栄養的な特徴によって4つのグループに分け、バランスのよい食事がとれることを目的にした食事法。 英語では、4 Food-group scoring method という。 女子栄養大学創始者の香川綾が考案したもの。現在、高校の家庭科教科書に採用されている。」

だそうです。

4群点数法の特徴は

①食べ物を第1群から第4群まで4つのグループに分ける

②食べ物を食べたときのエネルギーについて、80kcalを1点とする

ということです。

 

各グループの内容は

第1群 乳、乳製品、卵

第2群 魚介、肉、豆・豆製品

第3群 野菜、芋、果物

第4群 穀類、油脂、砂糖、その他

という構成になっていて、第1群から第3群までを3点ずつ摂り、第4群を個人の状態により調整することでバランスのよい食事になるという食事法です。

第3群の野菜は、緑黄色野菜120g以上と淡色野菜230g以上で1点というカウントになっているようです。

 

どんな食材をどれ位使うかの目安として、1郡、2郡、3郡の食材選択法だけ参考にさせてもらいました。

各食材の1点分の分量については、糖尿病の方が使う「食品交換表」というものを参考にしています。食品交換表には色々な食材の80kcalとなる分量が載っているので、私にとってはちょうどよかったです。

この食品交換表では、分量について、正確に80kcalというよりは、覚えやすくキリの良い数値に丸めてあるようです。カロリーは正確では無いのかもしれませんが、その分覚えやすい数字になっているので、献立作成のときだけではなく、退院後の生活でも役に立っています。

他に決めたことは、塩分量です。

塩分摂取の目安について検索していたら日本人は大体1日12g程度の塩分を摂っているという記事があったので、少し減らして10gにしてみようと言う程度の理由だったと思います。

これでも私には結構高いハードルでしたが、あれこれ考えながら献立作るのは楽しかったです。

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ずっと忘れてたんです

そうして作った献立ですが、この献立は結局暇つぶしのまま終わっています。

暇つぶしに終わってしまったのは、実際に作ってみる時間がなかったからです。前にも書きましたが、(→管理人の慢性膵炎経緯 その3を見てみる)

退院した後は、入院する時間を作るために仕事しているような状態で、とてもではないですが、まともに料理している時間なんてなかったからです。

今年に入って環境が変わり、時間ができたので部屋の整理をしていたら、入院中の献立を書き溜めていたノートが出てきました。そのノート、書いたことをすっかり忘れていたんです。「そういえばこんなものも書いてたな」と思いながら見返してみると、材料だけ決めてあって料理の内容決めてないとか、料理名は書いてあるけど味付けしてないとか色々未完成なものばっかりで、「実際に作れるのか?これは」という感じでした。それと同時に、「慢性膵炎と診断されてから丸5年が経過し、当時書いたノートを忘れていたように、入院していたころの記憶が薄れていっているし、完全に消えてしまう前に何か形にしてみようかな」という思いも持つようになりました。

こうして、暇つぶしで終わってしまって忘れられていた低脂質献立が日の目を見ることになったのです。

最後にいくつか注意点を

1 献立は朝・昼・夕の1日分を試験的レシピその1~その3までの3回に分けて記事にしています。1記事に全部まとめるととても長くなってしまうし、ごちゃごちゃしてしまうので。

2 各食材をどれぐらい使うかということについては4群点数法を参考にしましたが、4群点数法を守っているわけではありません。

3 献立には主食が入っていません。主食は人によって量が違うので計算から除外しています。

4 消化に良くない、あるいは膵臓に対して刺激になるから控えたほうがいいという食材も使っていることがあります。私は平気でしたが、人によっては痛みが出るなどの症状が出るかも知れません。

慢性膵炎は症状の個人差が大きい印象があります。

ですから、もしこの献立を参考にしようとしてくださる方がいらっしゃるなら、ご自身の今までの食事の経験から、食べたら症状が悪化するようなものは食べないようにしてくださいね。何かが起きても私には責任が負えませんので、皆さんの自己責任でお願いします。

5 この献立は、もとが病室での暇つぶしに作ったものなので、調理工程の効率化や簡略化、作りやすさ等は全く考慮していません。また、味付けも病室のベッドの上で決めたもので、実際に味見をして調味料の量を決めたわけではありません。作ってみたらどうなるのか、というか料理として形になるのか?ということも含めての試験的作成になります。あらかじめご了承ください。

6 食材選択や塩分について、自分で決めたにも関わらずルールを守れていないものもありますが、そのまま作っています。1食の脂質が10g以内というのがこの献立の一番の目的なので、脂質が守れていれば問題ないと考えているからです。

7 よく出てくる調味料の栄養成分について。
さとうは上白糖、みりんは本みりん、塩は食塩、酢は穀物酢、しょうゆは濃口醤油、みそは白みそ(信州味噌)を参照して計算しています。

8 鶏肉はもも・胸ともに皮つきで使うことはないので、皮を取った状態から調理を始めています。ですので、作り方の中に皮を外す作業は含んでいません。

9 栄養計算は新食品成分表編集委員会編『新食品成分表2018(フーズサポーター付)』というものを使用しています。

では、次回から慢性膵炎試験的レシピ開始です。

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