献立
鮭の塩焼き、野菜炒め、漬物、ヨーグルト
「慢性膵炎試験的レシピって何?」という方はこちらをご一読ください。
→慢性膵炎試験的レシピを見てみる
栄養成分
エネルギー
(kcal) |
たんぱく質
(g) |
脂質
(g) |
炭水化物
(g) |
食塩相当量
(g) |
|
鮭の塩焼き | 83 | 13.5 | 2.7 | 0.1 | 0.7 |
野菜炒め | 87 | 3.3 | 5.6 | 7.1 | 0.6 |
漬物 | 13 | 0.2 | 0.1 | 3.0 | 0.9 |
ヨーグルト | 102 | 8.1 | 0.6 | 15.8 | 0.2 |
合計 | 285 | 25.1 | 9.0 | 26.0 | 2.4 |
材料(野菜の重量は可食部の重量です)
鮭の塩焼き
紅鮭60g、食塩0.6g
野菜炒め
油揚げ7g、キャベツ50g、たまねぎ40g、しいたけ10g、油3g、中華だしの素1g、しょうゆ4g
漬物
たくあん(市販品)20g
ヨーグルト
無脂肪ヨーグルト200g、ブルーベリージャム10g
作り方
鮭の塩焼き
1 鮭に塩を振って焼く
焼く時間は、切り身の厚さ・調理器具・火力によります。今回の切り身は1cmも無い厚みで、私の環境(両面焼きグリル)では強火4分程で火が通りました。
野菜炒め
1 油揚げは縦横で長い方の幅を半分にし、2ミリ幅にスライスする。
2 キャベツは2センチ角に、玉ねぎは2ミリのスライス、しいたけは石づきを取って2ミリのスライスにする。
3 フライパンに油を入れずに1を入れてから火をつけ弱火で1~2分空炒りする。
4 油と2を加えて好みの固さになるまで炒める
5 だしの素、しょうゆを加えて味を行き渡らせたら完成。
漬物
たくあんを好みの形に切って盛り付けて完成。
ヨーグルト
器にヨーグルトを盛ったらジャムを乗せて完成。
感想
鮭の塩焼き
塩振って焼くだけなのに美味しいですよね、焼き魚って。焼き魚の塩は重量の1%という話をどこかで聞いたので、その通りの味付けにしています。
野菜炒め
通常、油揚げを使う時は油抜きをして使うと思いますが、少量ですし面倒なので油抜きはしていません。空炒りすることで油臭さはなくなります。ただし、冷凍などで購入してから時間が経過している油揚げを使用する場合は油の酸化が進んでいて味に影響が出てしまうと思うので、そういう油揚げを使う場合は油抜きをした方がいいと思います。
味としては十分な味がします。使うだしを和風だしにするとか、コンソメだしにして塩・こしょうでもいいと思います。ただ、油揚げが全然目立たなくて意外でした。私はもっと主張してくれると思っていたのですが、全然そんなことはありませんでした。
ヨーグルト
無脂肪ヨーグルトは脂分が少ない分、普通のヨーグルトと比べてエネルギーが低いので、80kcal分の量が200gにもなってしまうんですよね。この量になると結構な食べごたえでした。無脂肪ヨーグルト200gが多いと感じるならば、普通のプレーンヨーグルト120gにすることも出来ます。ただその場合は脂質が3g増えてしまうので炒めものの油で調整が必要になります。
焼くだけだったり、切るだけだったり、盛るだけだったりと、全然料理していないですね、この献立は。
試験的レシピ2の食塩相当量は合計9.5gで、目標の10gをクリア出来ていましたね。試験的レシピ1では10.1gと、僅かですがオーバーしていました。今回は範囲内に収まってよかったです。こんな感じで、昔頭の中だけで考えた献立を実際に作ってみたらどうなるのか、試しに作ってみて確かめるのが慢性膵試験的レシピになります。