献立
目玉焼き、そら豆の煮物、かぶの和え物、キャベツのミルク味噌汁
「慢性膵炎試験的レシピって何?」という方はこちらをご一読ください。
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栄養成分
エネルギー
(kcal) |
たんぱく質
(g) |
脂質
(g) |
炭水化物
(g) |
食塩相当量
(g) |
|
目玉焼き | 94 | 6.2 | 7.2 | 0.2 | 0.7 |
そら豆の煮物 | 122 | 8.7 | 0.2 | 20.6 | 1.1 |
かぶの和え物 | 17 | 1.0 | 0.1 | 3.2 | 0.5 |
キャベツのミルク味噌汁 | 33 | 2.6 | 0.7 | 4.6 | 1.4 |
合計 | 266 | 18.5 | 8.2 | 28.6 | 3.7 |
材料(野菜の重量は可食部の重量です)
目玉焼き
卵50g、サラダ油2g、塩0.5g、こしょう少々
そら豆の煮物
そら豆70g、にんじん20g、いんげん20g、だし汁30g、しょうゆ7g、みりん7g
かぶの和え物
かぶ60g、しょうゆ3g
キャベツのミルク味噌汁
キャベツ20g、だし汁150g、スキムミルク20g、みそ10g
作り方
目玉焼き
1 フライパンに油を引き加熱したら卵を割り入れ、好みの固さまで焼く。(私はお湯を少量加えて蓋をし、蒸し焼きにしています)
2 塩とこしょうで味付けする。
そら豆の煮物
1 そら豆はさやから出したら実を傷つけない程度で皮に包丁で切れ目を入れておく。人参は乱切り、いんげんは1.5cm程度の長さに切る。
2 それぞれお湯で茹でたらザルにあげておく。
3 鍋にだし汁、しょうゆ、みりんを入れて火にかけ、沸いてきたら2を入れて2~3分茹でる。
かぶの和え物
1 かぶは皮を剥いて2mmのスライスにする。
2 お湯で1~2分茹でたらザルにあげて冷めるまで置いておく。茹ですぎると和えるときに形が崩れてしまうので注意してください。
3 しょうゆで味付けする。
キャベツのミルク味噌汁
1 キャベツを2cmの角切りにし、お湯で茹でてザルにあげておく。
2 鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸いたら1を入れて再び沸くまで加熱する。
3 火を止めてスキムミルクとみそを溶かす。
感想
目玉焼き
塩味はこんなものだと思います。もし醤油味で食べたい場合は、塩0.5gの代わりに醤油3.5gを使えば、塩0.5gとほぼ同じ塩分相当量になります。
そら豆の煮物
いい味付けになったと思いますが、みりんを無しにして醤油のみで味付けするとか、逆にみりんだけなく砂糖も加えて甘めに仕上げても美味しくなりそうだなと感じました。
豆類はなんとなく脂質が高いと思い込んでいましたが、そら豆は脂質が低めです。毎日豆類から80kcal摂取するというルールの中では、使っていきたい食材です。
今は冷凍ものもあるので季節に関係なく使えるのもいいですね。それと、そら豆はしっかりと茹でるのであれば、皮ごと食べることも出来ます。皮を捨てると結構な量の生ゴミになってしまうので、それが嫌であれば、やわらかく茹でて皮ごと食べてしまうのも一つの方法だと思います。
かぶの和え物
ちょっと塩味が薄かったです。醤油は5gぐらいでもよさそうです。かぶの下処理として塩もみしてもいいのですが、その場合はかぶに残る塩の分、塩分相当量が増えてしまうので今回はボイルしました。
また、火の通りを考えて皮を剥いて使いましたが、皮付きでも問題はありません。
キャベツのミルク味噌汁
スキムミルクに味噌という組み合わせに抵抗を感じる方も居ると思います。味噌汁として考えると違和感があるのは間違いありません。ですが、別に不味いというわけではないので、いつもの味噌汁に飽きたらやってみるといいかも知れません。
それと、写真の汁の位置間違えてますね。汁は右側に置くべきでした。
慢性膵炎の診断を受けてから目玉焼きを作らなくなっていたので、食べたのは数年ぶりだったと思います。卵と油を使う料理ですから、脂質制限をオーバーしてしまうと思っていました。でも、きちんと計算したら普通に食べれる料理だと分かったので、これからは食べる機会が増えそうです。